四季を感じる住まい
春
窓を開けると心地よい風が室内を通り抜ける
新緑が香り 色とりどりの花たちがゆれる
夏
朝露の降りた緑木に太陽が光をそそぐ
夕立が過ぎ 涼風が心地よく吹き抜ける
秋
楓の紅 銀杏の黄金色
衣替えし始めた山々に木枯らしが吹く
冬
燻る薪ストーブの炎 やわらかな陽射しのさす窓辺
風花が雪のかけらを運ぶ
やがて恵風へと変わり小さな芽をふくらませる
自然とともに暮らす何気ない毎日
そんな四季を感じる生活 そして「すまい」
「軒」のあるすまい
日本建築の象徴「軒」
太陽の高い夏は日差しを遮り
低い冬は光を十分に取り込む
そして雨の進入を防ぐ機能的な「軒」
陽の恩恵を受け 通り抜ける風を感じながらくらす
ときには「軒」の元で雨音をじっくり聴いてみませんか?
日々思うこと
日本特有の住宅建築といえば、部屋の仕切りは襖と障子。
家族の気配を感じ、ともに暮らしているという意識のなかで、
食卓を囲み、同じテレビを見て笑いあう。
いつからか各室が隔離された密室空間に・・・。
子供が育つ環境、ほんとうにそれでよいのでしょうか。
日本人としての規律を培う生活、家族がふれあえる生活、
原点にもどりそんな当たり前の生活を
「すまい」を通してご提案していきたいと考えております。